THE CAMEL MILK SOAP FACTORY の創業秘話(前編)

THE CAMEL MILK SOAP FACTORY の創業秘話(前編)

今では世界26 カ国に展開するThe Camel Milk Soap Factory の商品。その創業者であるStive Lowmass ⽒にその起業のきっかけ、そして今までのストーリーについてお伺いしました。

ラクダミルク⽯鹸を始める前

皆さんにとって企業、特に製造業での企業というのはとてもリスクの⾼いものと思われるかも知れません。そう、私が起業したのは実はちょっとしたハプニングでもあったのです。
しかしながら、今では⼤きな⼯場を持ち、世界中へと私たちの商品を輸出しています。私のキャリアの始まりは⽯鹸作りだったわけではありません。
実は私は、ソフトウェアのエンジニアとして、IBM のメインフレームのシステム開発に携わっていました。
その後、決済システムの分野へとキャリアを移し、南アフリカのMosaic Software という会社でGM(ジェネラル・マネージャー)としてヨーロッパ、そして中東地域を担当として働きました。
このように、私のバックグラウンドはIT やシステム関連なのです。このIT 業界での経験から私は,ビジネスを進める上で、すべきこと、すべきでないこと、などビジネスの⼟壌を勉強することが出来ました。

⼈⽣の転機

そんな私の転機は、私が47 歳の時に訪れました。
それは47 歳にして⼩供を授かったのです。まぁ⾼齢出産と⾔うことでとても勇気がいると同時によく出産できたと⾃分でも思います。
そして、この世でこんなにも⼤切でいとおしい存在を⾃分の⼿にしたとき、明らかに⾃分のキャリア、つまり⽣活を変えていく必要があると気が付きました。
そうして、私は⾃分のビジネスを始める事にしたのです。

様々なビジネスでの試⾏錯誤

実は、このキャメルミルクソープファクトリーを始める前に、私は“失敗”と⾔う⾔葉を使いたくないですが、さまざまな失敗をも経験しています。
例えば、アートギャラリーを開き、世界中の素敵な作品を展⽰する展⽰会をおこなってみたり、全く知らない業界でしたが、靴ビジネスに参⼊し、ドバイから南アフリカへ鞋を輸出販売したりしました。
どのビジネスをとっても資⾦を失うまでは⾏きませんでしたが、同時に⼤成功もしませんでした。

しかし、これらの経験はまた私にとって⼤きな勉強となりました。振返って⾒たときに、私は⾃分の参⼊しているマーケットの知識も無いまま、また調査もせずに参⼊し、⽇々の運⽤に関する宿題もきっちりとやっていませんでした。それは、全⼒投球して失敗するということへの恐れもあったのではと思います。

⽯鹸作りとの運命的な出会い

私と夫はあるとき、⻄オーストラリアを旅⾏していました。⻄オーストラリアに⾏かれたことのある⽅は少ないかも知れませんが、そこで私たちはとってもとっても美しい⼯場、The olive oil soap factory という⼯場に出会ったのです。
その⼯場内に夫と⼊っていったときの感動は今でも覚えています。ガラス張りでクリーンで美しい⼯場内、⼯場脇にはショップがあり、現地で使⽤される⽯鹸や⼯場で作られる商品が美しく陳列されていました。
これを⾒た瞬間、これだっ!という直感が⾛りました。
そして、私は同じような事をドバイでやると決めたのです。

ロンドンでの⽯鹸作り修⾏

そんな想いと共にドバイに戻ったわけですが、実際のところ⽯鹸の作り⽅から⽯鹸市場についても何も知らなかった私はまさに再度0からのスタートでした。
インターネットである程度のリサーチを⾏うところから始めたのですが、そこで私は、Melinda Coss というロンドンで⽯鹸作りを⾏う⼥性の事をしります。
そこで私はロンドンへと⾶び彼⼥の元で⽯鹸作りを学ぶことを決めます。
彼⼥の⽯鹸はキャメルミルクを使ったものではなく、普通の⽯鹸でした。

後編に続く。

ラクダミルク石鹸を作り始める前はIT業界で活躍していたというStive、47歳という年齢での出産を機に自ら商売をすることを決め、様々な経験を乗り越え石鹸作りに出会います。その後、ロンドンでの石鹸作りを歴ていったいどのように今の会社を大きくしていくのでしょうか?そのお話は後編で!

手作りで作られるラクダミルク石鹸

そんなStiveがドバイで完全手作りに拘って生産している石鹸がこちら。

素晴らしい香りと、ラクダミルクを用いることで様々な美容への効果も期待される石鹸です。
エッセンシャルオイルを配合した、カスチール・コレクション、シアバターとアラブの香りを配合したオリエンタル・コレクション。どちらも日常のお肌のケアには最適な石鹸です。
詳しくは、こちらの商品一覧画面よりご確認下さい。

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