The Camel Milk Soap Factory の創業秘話(後編)

前回の、The Camel Milk Soap Factory の創業秘話(前編)に引続き、The Camel Milk Soap Factory の創業者であるStive氏の起業ストーリー後編をお届けします。ロンドンでの石鹸作り修行を終えたStiveはその後いかにして今のThe Camel Milk Soap Factory を築いていったのでしょうか。それでは後編スタート。

 

前進への決意

⼀通りの⽯鹸作りを学んだ後、私は⾃分のビジネス経験の中で始めてリスクテイクを⾏う事を決めたのです。ドバイに戻り、始めて⾃分のメンターとして、⼯場運営をサポートして
貰うために彼⼥に⽉500pound(約70,000 円)を⽀払うことにしたのです。この売上も何も無い状況から⽉々の費⽤を捻出することは私にとっては⼤きな決断でした。
しかし、この決断が私のマインドを完全に⽯鹸作りに集中させることになります。私は毎⽉、SKYPE で当時フランスに住んでいた彼⼥に電話をしました。
彼⼥は私の今集中すべき事に完全にガイドしてくれました。また、何より何か問題が起きたとき、彼⼥は既にイギリスで沢⼭の⽯鹸ビジネスに関わる事を成功させた経験から、私に適切な助⾔をくれたのです。

 

成功へのポイント

私が今こうしてビジネスを軌道に乗せられたのはこのメンター選びに成功したからだと⾔っても過⾔ではないでしょう。このように成⻑過程においては、既に経験のある⼈からの教えを請うことは必要で、多くの時間を短縮してくれると⾔えます。
もう⼀つの成功のポイントになる、キャメルミルクを⽯鹸に⽤いるという点です。
このラクダミルクを⽤いた⽯鹸を作るには相当な時間をようしました。その結果今のレシピが出来上がりました。

 

試⾏錯誤のマーケティング

初期の頃は、綺麗に仕上げた⽯鹸の在庫の上にスプリンクラーが回り在庫を全てダメにしたり、周りからは趣味の領域を結局抜けない、ビジネスにはなりっこないといわれたり、それは⾊々とありました。
それにもめげず⽯鹸を作り、パッケージングに⼯夫を凝らし前に進みました。そこで私は1つのチャレンジをします。それは、クリスマスの頃、クリスマスフェアーに申込をしこのフェアーの結果をもって次の1 歩を踏み出すか否かを決めようと考えたのです。
そして、そのフェアの1 ⽇⽬で全ての商品を完売してしまったのです。完売してしまったので、2 ⽇⽬のフェアはキャンセルしました。
そこで稼げたお⾦という物は対した⾦額ではありませんでしたが、私の作った⽯鹸を⼈々がほしがってくれるという事実にとても感激しました。

 

いよいよ法⼈化!ビジネスとして前進

クリスマスフェアを切っかけに法⼈化へ動き、ビジネスとして完全に⽴上げる決意をしました。
しかし、中東諸国であらたな⼯場を作ることは⽤意ではありませんでした。あちらこちらでそんな事は出来ないと⾔われたのですが、私はそこで、⼥性のためのネットワーキング・イ
ベント(交流会)を企画します。私はネットワーキングイベントが好きです。今もお付き合いのある⽅の多くは交流会で知りありました。
交流会で、1 ⼈のサウジアラビア⼈の⼥性と出会います。
このサウジアラビアの⼥性はドバイの商務局へ⾏き、アラビア語で担当者と交渉してくれたのです。そして、私は、アラブ⾸⻑国連邦で始めて、⼥性でアラブ⼈以外で現地に⽣産⼯場を作るライセンスを付与されることとなります。

 

⼩供と⼆⼈三脚でつくる⽯鹸から量産体制へ

そこから⼯場の⽣産を始めます。⼯場と⾔ってもその際はまだ私1 ⼈と、⼩供が丁度幼稚園に⾏きだした頃でしたので、⼩供にも⼿伝って貰いながら⾃信で作るという規模感です。
しかし、翌年のクリスマスフェアでは、私たちは昨年の40 倍もの売上を記録します。

この頃からきちんとした⼯場を持ち、量産体制をとる必要を感じ始めました。
ここでも運が良く、様々なひとの⼿助けと国の法整備の改訂時期と重なり、今までのライセンスから、⼯業⽤のライセンスへと転換することを許され、⼯場を探し始めるととても良い
⽴地にスペースを⾒つけました。これらは本当にラッキーとしか⾔いようのない出来事でした。

 

ビジネスに待ち受ける様々な困難

1 ヶ⽉掛けて新たなビジネスプランを練りました。
ここから先も⼤変な困難が沢⼭あるとは感じたもののタフに進めて⾏こうと決意しました。
というものの⼯場を稼働させてからはスタッフの問題から、⽔道光熱費が異常に掛かるという事実が発覚するなど、予想通りというか困難が沢⼭待ち受けてました。そこからは株主に状況報告をしたり、問題のスタッフの解雇や資⾦繰りなど様々な事が駆け巡ります。
これらも私にとってはとても良い勉強になります。それは、私はとても良い⽯鹸を作ることは出来るようになっていましたが、それと⽯鹸⼯場の運営はまた違うスキルが必要と⾔うことでした。

 

起動に乗り始めた今だからこそチャレンジを

そこからは、会社のキャッシュフローから給料、スタッフの待遇から働く環境作りなどを全て整備し、今では売上、利益共に成⻑を保つ事が出来ています。そして常に会社内部の⼈間だけに限らず、協⼒会社やサプライヤー、海外の販売代理店も同じチームとして協⼒して成⻑できる体制を作っていっています。
厳しい声や状況化も経験しましたが、我々の⽯鹸は、ラクダミルクを始めとし、現地のものをふんだんに使い、⽣産⼯程は環境に優しく、地球を汚さない商品作りを⾏っています。
今ではメディアにも取り上げられるようになりましたが、この成⻑過程だからこそさらなるチャレンジと、より多くの⼈へこのラクダミルク⽯鹸を届けたいと考えています。

 

グローバル女性起業家が作る手作り石鹸

Stive Lowmass
Founder of The Camel Milk Soap Factory

The Camel Milk Soap Factory の創業秘話ということで、前編、後編と2回に分けてお届けしました。Stive氏は今も全力でラクダミルク石鹸作りを行っています。今後も世界中に石鹸が広まっていき、大きなブームになっていくことでしょう。ぜひ一度、グローバル女性起業家が作る本物の手作り石鹸をお試し下さい!

詳しくは、こちらの商品一覧画面よりご確認下さい。

 

The Camel Milk Soap Factory の創業秘話(前編)

今では世界26 カ国に展開するThe Camel Milk Soap Factory の商品。その創業者であるStive Lowmass ⽒にその起業のきっかけ、そして今までのストーリーについてお伺いしました。

 

ラクダミルク⽯鹸を始める前

皆さんにとって企業、特に製造業での企業というのはとてもリスクの⾼いものと思われるかも知れません。そう、私が起業したのは実はちょっとしたハプニングでもあったのです。
しかしながら、今では⼤きな⼯場を持ち、世界中へと私たちの商品を輸出しています。私のキャリアの始まりは⽯鹸作りだったわけではありません。
実は私は、ソフトウェアのエンジニアとして、IBM のメインフレームのシステム開発に携わっていました。
その後、決済システムの分野へとキャリアを移し、南アフリカのMosaic Software という会社でGM(ジェネラル・マネージャー)としてヨーロッパ、そして中東地域を担当として働きました。
このように、私のバックグラウンドはIT やシステム関連なのです。このIT 業界での経験から私は,ビジネスを進める上で、すべきこと、すべきでないこと、などビジネスの⼟壌を勉強することが出来ました。

 

⼈⽣の転機

そんな私の転機は、私が47 歳の時に訪れました。
それは47 歳にして⼩供を授かったのです。まぁ⾼齢出産と⾔うことでとても勇気がいると同時によく出産できたと⾃分でも思います。
そして、この世でこんなにも⼤切でいとおしい存在を⾃分の⼿にしたとき、明らかに⾃分のキャリア、つまり⽣活を変えていく必要があると気が付きました。
そうして、私は⾃分のビジネスを始める事にしたのです。

 

様々なビジネスでの試⾏錯誤

実は、このキャメルミルクソープファクトリーを始める前に、私は“失敗”と⾔う⾔葉を使いたくないですが、さまざまな失敗をも経験しています。
例えば、アートギャラリーを開き、世界中の素敵な作品を展⽰する展⽰会をおこなってみたり、全く知らない業界でしたが、靴ビジネスに参⼊し、ドバイから南アフリカへ鞋を輸出販売したりしました。
どのビジネスをとっても資⾦を失うまでは⾏きませんでしたが、同時に⼤成功もしませんでした。

しかし、これらの経験はまた私にとって⼤きな勉強となりました。振返って⾒たときに、私は⾃分の参⼊しているマーケットの知識も無いまま、また調査もせずに参⼊し、⽇々の運⽤に関する宿題もきっちりとやっていませんでした。それは、全⼒投球して失敗するということへの恐れもあったのではと思います。

 

⽯鹸作りとの運命的な出会い

私と夫はあるとき、⻄オーストラリアを旅⾏していました。⻄オーストラリアに⾏かれたことのある⽅は少ないかも知れませんが、そこで私たちはとってもとっても美しい⼯場、The olive oil soap factory という⼯場に出会ったのです。
その⼯場内に夫と⼊っていったときの感動は今でも覚えています。ガラス張りでクリーンで美しい⼯場内、⼯場脇にはショップがあり、現地で使⽤される⽯鹸や⼯場で作られる商品が美しく陳列されていました。
これを⾒た瞬間、これだっ!という直感が⾛りました。
そして、私は同じような事をドバイでやると決めたのです。

 

ロンドンでの⽯鹸作り修⾏

そんな想いと共にドバイに戻ったわけですが、実際のところ⽯鹸の作り⽅から⽯鹸市場についても何も知らなかった私はまさに再度0からのスタートでした。
インターネットである程度のリサーチを⾏うところから始めたのですが、そこで私は、Melinda Coss というロンドンで⽯鹸作りを⾏う⼥性の事をしります。
そこで私はロンドンへと⾶び彼⼥の元で⽯鹸作りを学ぶことを決めます。
彼⼥の⽯鹸はキャメルミルクを使ったものではなく、普通の⽯鹸でした。

 

後編に続く。

ラクダミルク石鹸を作り始める前はIT業界で活躍していたというStive、47歳という年齢での出産を機に自ら商売をすることを決め、様々な経験を乗り越え石鹸作りに出会います。その後、ロンドンでの石鹸作りを歴ていったいどのように今の会社を大きくしていくのでしょうか?そのお話は後編で!

 

手作りで作られるラクダミルク石鹸

そんなStiveがドバイで完全手作りに拘って生産している石鹸がこちら。

素晴らしい香りと、ラクダミルクを用いることで様々な美容への効果も期待される石鹸です。
エッセンシャルオイルを配合した、カスチール・コレクション、シアバターとアラブの香りを配合したオリエンタル・コレクション。どちらも日常のお肌のケアには最適な石鹸です。
詳しくは、こちらの商品一覧画面よりご確認下さい。